会長方針

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ご挨拶

会長 棚橋 善克

今年度の標語は、「わくわく」としました。わくわくの心は、〝わいわいガヤガヤ〞ではなく、86年の歴史を持つ仙台RCにふさわしい、伝統と格式を重んじた運営。
その上で、「わくわく」、するような楽しさ、魅力を求めて活動したいと思います。

ロータリー活動の基本は、親睦を深めることにより自らの心を磨くこと。そして、その結果として〝自然体で〞社会に奉仕することにあると思います。
ロータリーの奉仕の心は“We serve.” ではなく、“I serve” であるといわれています。「自らの意思」と、「自らの持つ専門的な職業能力」で奉仕をするのが理想と捉えたいと思います。

仙台RCのあリ方も、ゆるい・ゆるい結合体が理想的ではないかと思います。
皆が、全く同じ方向を見て進む(We serve)必要はなく、会員個々の気持ちに応じて自分の得意とするところ(専門性)を活かして活動を行なっていく(I serve)ことがロータリー精神の発露に大切なのではないかと愚慮いたします。

新型コロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻、生成Alの出現。世の中は変化し続けています。そのようなこともあって、国際ロータリーの2023‐24年度会長ゴードン・マッキナリー氏は「世界に希望を生み出そう」をテーマに掲げています。私たちの手の届く〝身近なところ〞から、周リの人々に希望・勇気を与えられるような活動ができれば理想的と思います。

変革のない組織の運命は衰退あるのみといわれています。当クラプの運営も、伝統に立脚し継続性を重んじた施策を引き続き実施するとともに、時代に合わせて見直すべきものは改善し、さらによい方向に進めていければよいと考えます。会員の皆様からのご意見も、随時アンケートを取らせていただき、取り入れていきたいと考えております。

今年度の委員会活動自体も「わくわく」感を持って活動できるよう各委員長にお願いをいたしておリます。きっと、新鮮味のある充実したものになるものと期待しております。